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満員の三百人劇場に、鳴り止まぬ拍手!
Tomorrow旗揚げ公演、大盛況!



 
February 3,4,5, 2006
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■劇団Tomorrow旗揚げ公演「リューシストラテー・この町で」大盛況!
 ミュージカルが自らその真価を語った瞬間、劇場は歓喜の渦に包まれた!
 劇団Tomorrow旗揚げ公演「リューシストラテー・この町で」は三百人劇場を4回公演とも埋め尽くし、客席は涙と感動の渦のうちに幕を降ろすことができました。 「一年前と同じ脚本とは思えないほど、感動しました」「今回を見てはじめて作品がなにを言いたかったがわかりました」「ミュージカルとはなにかという根源的なテーマを、あえてミュージカルで表現しようとしたことにこの作品の意義があると思いました」
 等々、熱烈なアンケートの雨あられ!835人という予想をはるかに超えるお客様にご来場いただき、Tomorrowは見事にその幕を開けることができたのです。


 
 2/2、いよいよ三百人劇場にて搬入開始!搬入の貴重な助っ人として立ち会ってくれた元コーラス・シティ団員はつらつとした表情が見える。

 
 搬入の日は目の覚めるような晴天に恵まれた。


 舞台装置がどんどん出来上がっていく。団員が位置について「場当たり」の確認。


 いよいよ開場! なかに入って驚いた。もうステージで舞台が始まっている。なにやらお役所の受付のようだ。いろんなお客がやってきては話しかける。窓口は対応と電話に追われている。社会保険事務所の日常の風景がそこに現出する。



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社会保険事務所がいきなりミュージカルのステージに。”ミュージカル嫌いの課長”を、
客演の大宜見輝彦さんが好演。舞台に深いニュアンスが与えられた。

 
 次回公演作としてアリストパーネスの反戦劇「女の平和」を提案した杏奈。同じ劇団員である夫の孝司は、もはや劇団の活動に興味はない。

 
 劇団の演目が決まる一方、ボランティアのため戦禍のイラク行きを志願する真。恋人の亜矢子と飲み屋で語り明かす。それぞれのドラマが交錯しながら物語が進んでゆく。

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「ミュージカル劇団Town」のレッスン。アマチュア劇団であるTomorrwo団員たち演じる
まさに団員が団員を演じるシーン。


 平和をテーマにした舞台上演は団内で賛否両論をかもし出す。それはイラク行きを志す真にも矛先がむけられる。「迷惑を顧みず勝手だ」という拓未に、亜矢子は、アフガンの病院での20ルピーのケーキの話を持ち出す。ミュージカルの”真価”に鋭く迫るシーン。

 
 「女の平和」のリハーサル。イラクの子どもたちを
背に歌う亜矢子。迫力の戦闘シーンがこのあと展開された。

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感動のフィナーレ。場内から拍手が沸き起こった。
Tomorrowが見事に”航海”に旅立った瞬間。


 ロビーではボランティア寄付金用、アフガニスタンカレンダーも販売。団員たちを取り巻く”サポーター”諸氏が大活躍。

 
 コーラス・シティ時代にお世話になったスタッフの方々も続々ご来場。久々の再開に思わず話がはずむ団員たち。


本番当日、なんと物語のモチーフとなった今井紀明さんもご来場され、
(写真後列右から二人目)団員たちは大きな勇気を得て舞台に上がった。
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 コーラス・シティの解散で、いったんは舞台活動ができなくなった団員たち。
 それでも明日を信じてこのTomorrwoを立上げ、作家篠原久美子さんのたっての要望 もあってこの作品の再演を企画、木島 恭さんという最良最高の演出家の力を得て、ついに旗揚げ公演を敢行したTomorrow。多くのスタッフ、そして最強の客演陣に支えら れ、見事旗揚げ公演を成功させることができました。今はただ、多くのスタッフ、そしてご来場のお客様、応援してくださった皆様に感謝の気持ちで一杯です。
 団員たちはこの旗揚げ公演に勇気を得て、今も次の公演にむけて稽古中。次回作を、こうご期待!