三文オペラINJAPAN!
800名のご来場!空前の大盛況!!
毎回満席!総勢800名のご来場!劇団Tomorrow「三文オペラINJAPAN」!!
March 1, 2010
結成5周年記念公演「三文オペラ IN JAPAN」 はおかげ様で4回公演とも満席の総計800名ちょうどの皆様のご来場のもと、大盛況のうちに幕を降ろしました。本番の模様をルポします! |
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会場の新橋、内幸町ホール。開演の45分前から長蛇の列状態。満員のお客様が開演を今か今かと待ち受ける。 |
時代は戦後まもない1947年。東京は新宿。混乱した時代に力と犯罪がうごめく時代。
進行役が時代背景を語りながら、お客様を「三文オペラ IN JAPAN」の世界にいざなう。 |
進行役をつとめるりょうたさん。いろんな衣装に着替え、
あらゆる場面に登場する。まさに天の声のような存在感。
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戦後、実際にあったという額縁ヌードショウ。衣服はもちろんボティースーツ。
まるでパリのルーブル美術館の絵画のよう‥!!! |
大悪党で女たらし。牧村正輝、通称「あいくちマッキー」が女たちに囲まれて登場!!
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今回のストーリーのキーパーソン。自由労働者の会、野原庄吉とその妻芳恵。 |
そして、この物語のもう一つの主人公、市民たち‥ |
かのマイケル氏にちなんで、冒頭のスリラーじたてのダンス。ド迫力!! |
こじきの元締め、庄吉のもとにやってきたこじき見習い。熱演光るコミカルなシーン。 |
そしていよいよマッキー登場!結婚式をあげる相手の美智子は、
なんと庄吉、芳恵の娘。そこへ警察署長の鮫島虎男があらわれる。 |
トラざめの登場にあわてふためくマッキーの手下たち。 |
美智子役を演じた二人、ゆか(左)とゆみこ。 |
鮫島とマッキーは実は古きよき戦友。満州での活躍ぶりを歌う「大砲ソング」。 |
手下たちが去って、二人きりになったマッキーと美智子。「愛の唄」を歌う。 |
ソロを歌う芳恵役の菊地明美(左)。 街灯の下にたたずむ進行役のりょうた‥ |
美智子がマッキーと結婚したことを知って慌てふためく芳恵と庄吉。マッキーを
縛りクビにするために、二人は画策を始める。物語が展開していく。 |
マッキーをおとしめるため、彼の最愛の女、聡美に近づく芳恵。
女どうしのやりとりが火花を散らす! |
美智子の知らせでマッキーへの告訴状が発布された事を知り、慌てふためく手下たち。 |
聡美が経営するバー。CLUB SATOMI。 裏切りが待っているとも知らず、マッキーは習慣通りこの店にやってくる。聡美への思いを歌うマッキー。 |
ひものバラードで、タンゴを踊るえり。 |
カウンダーで談笑する聡美とマッキー。これが裏切りの序章ともつゆしらず‥ |
警察への密告で店は騒然!大乱闘シーンの末、マッキーは取り押さえられる‥ |
2幕冒頭。ついにつかまったマッキー。鉄格子の中で「快適な生活のバラード」を歌う。
「諸君は今満足か? そんなはずはない! 幸せは金が運んで来るんだよ!!」 |
マッキー面会にきた”自称奥様”2名、洋子と美智子。
どちらがマッキーにふさわしいかを歌う「嫉妬のデュエット」 |
マッキーの画策で、警官遠藤を誘惑する洋子。二人の熱演シーン。 |
洋子の活躍で警官から鍵を盗んだマッキー。 |
洋子のおなかにはマッキーの子どもが!?。永遠の愛を誓って分かれる二人。 |
「人はなんのために生きるのか?」娼婦たちが階段上に立ち並んで歌う壮麗なシーン。 |
こじきの元締め、野原庄吉が組織したこじきたちのデモ行進。
陛下の巡幸を混乱させようと警察に脅しをかける。 |
庄吉の圧力に、ついに親友であるマッキー逮捕を決意する鮫島虎男。 |
後半、有名なソロモンソング。たばこの火をかす進行係と、聡美役のひさゆきさん。 |
二役でもう一人の聡美役、たかよさん。 |
再び、マッキーは囚われの身。預金が封鎖され、もう買収は通用しない。
親友の鮫島に連行され、処刑台へと向かう。 |
牧村正輝、最後の演説。「人をだます政治家、わいろをかすめる役人、
子どもを捨てる親、やつらに比べれば俺は無実だ!」 墓碑名を歌う。 |
ついに、処刑台のつゆと消えるマッキー‥ |
と思いきや!なんとかの天皇陛下の肩に乗って、マッキーが這い上がってくる。
「国民諸君、これはお芝居だ、ハッピーエンドでなくてはならない。
そこで彼を無罪とする、なにしろ自由と民主主義の時代になったのだからな」
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「お芝居は簡単に幸せがやってくるけど、現実はそうはいかない。
弱い者はいつも泣き寝入り。本当の正義どこにあるの?‥」第3のフィナーレ。 |
エンディング。フィナーレの唄、マックザナイフ。
「どんなに時代が変わろうと、必ずいるはずさ、あいくちマッキーは‥」 |
2時間45分の大作を演じきって、笑顔を見せる団員たち‥ |
最後はお客様と一体となってマックザナイフ。本当に感動、感動の嵐でした‥ |
終演後のロビーは大賑わい。大阪から駆けつけてくれたお客様と‥ |
表方(受付)スタッフの皆さん。毎回の超満員の中、本当にお世話になりました。 |
「大変見ごたえがありました」「とても感動して帰りました」
「少ない劇団員で、こんなに大きな芝居が出来て本当に大変な事だったろう。」
「今の時代にも通じるものがいっぱいあった。仕事がない。あっても派遣ばかり。
芝居を観る人が少なくなる今日!でも、芝居を観る事で元気をもらって帰る人もいた。とても良かったです。」
等々、熱烈な感想を頂きました。
5年間に渡り、わたしたちを大きく支えていただいた演出家の木島さんをはじめスタッフの方々、
そしてご来場いただきました全てのお客様に感謝の気持ちでいっぱいです。
また舞台でお会いできる日を夢みて‥ 皆様、どうかお元気で‥
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